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大地主神社創建千三百年慶賀事業 山王鳥居再建

大地主神社創建千三百年慶賀祭
能登立国千三百年の平成30年5月2日に大地主神社創建千三百年慶賀祭が執行されました
本殿にて神事を執り行った後、境内入口に再建された山王鳥居(弐ノ鳥居)のくぐり始め式を行い皆さんで祝いました


大地主神社では古くは壱ノ鳥居・弐ノ鳥居・参ノ鳥居がありましたが現在では拝殿参道前の参ノ鳥居しか現存されておらず以前の弐ノ鳥居は昭和36年に老朽化により取り壊されました。
この事業は平成26年1月会合にて弐ノ鳥居を再建したいとの思いが話題に出た事が始まりです。
その後、平成28年に大地主神社創建千三百年慶賀事業として弐ノ鳥居再建計画が立てられてました。
このページでは山王鳥居(大地主神社・弐ノ鳥居)再建の模様を掲載しております。



この度の弐ノ鳥居再建をはじめ、拝殿・山王閣の修繕等の大地主神社創建千三百年慶賀事業にあたり皆様のご理解をいただき多くの方々に多大なご厚志を賜りまして誠にありがとうございます。
皆様の多大なご支援とご協力にて、この慶賀事業を遂行する事ができております。

大地主神社 弐ノ鳥居設計図
この事業は専門業者に依頼しないことにより設計図も全くの素人ですが執行部の一員として私が図面をひく事となりました。
鳥居の寸法は第一に神輿が鳥居を通れる大きさという事で寸法を割り出し、加工段階で棟梁と相談し原木材料にそって実寸を出し製作して頂きました。
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平成29年6月11日  滋賀県坂本 日吉大社参宮旅行

毎年、山王奉賛会では参宮旅行を企画しており今年は大地主神社の山王社総本宮、滋賀県坂本の日吉大社です。
今回、建立の弐ノ鳥居は日吉大社の山王鳥居を基に計画が立てられていますので勉強を兼ねての旅行です。
当日は日吉大社の神職の方に境内を案内していただき、参考にと日吉大社の山王鳥居の図まで用意して下さり、感謝の思いで今後の建立事業に取り組む思いです。

平成29年6月下旬

石川県志賀町徳田よりアテの木の原木が鹿島郡中能登町の建築業者作業場に搬入されました。
図面で寸法を見るのと違い、実際に搬入された原木の大きさを見て非常に驚かされました。
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平成29年7月2日  手斧始め (ちょうなはじめ)
着工に取り掛かるにあたり業者と山王奉賛会執行部が大地主神社にて工事の安全と無事完成を祈念する仕事始めの神事、手斧始めが行われました。

平成29年7月下旬

建築業者に搬入された原木がいよいよ製材にかけられ角材に加工されました。
柱は原木の表皮を剥いだままの状態で建てられます。
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平成29年9月~11月   建築業者作業場では大工さんにより柱・貫・笠木などの加工が行われております。
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平成29年12月初旬    各部材の加工も、ほぼ仕上がり作業場にて仮組を行います。
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平成29年12月中旬

仕上げられた各部材には塗装業者により朱色と黒色の下塗り塗装を数回施しました。
この作業で建築業者作業場での工程は終了しました。

平成29年12月13日  地鎮祭

当日の朝、宮司さんにより地鎮祭が執り行われました。
大工さんの加工工程も終え、いよいよ大地主神社境内の鳥居建立場所を掘削し基礎工事が始まります。
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平成29年12月15日  基礎工事
本日より掘削工事が始まりました。
あらかじめ作っておいたコンクリート升を左右の柱を据え付ける位置に埋め込むための掘削です。
この辺は地面が低く、少し掘ると水が沸き水中ポンプでポンプアップを行いながらの作業となります。
時間が多少かかりましたが地崩れも心配したほど無く、夕方には左右の升が所定の位置に設置されました。

当初の計画では年内に建前を行い建立工程にはいる予定でしたが工事の変更等があり平成30年、年明けに建前を行う予定です。
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平成30年1月8日  弐ノ鳥居建立 建前
新年を迎え本日、弐ノ鳥居建立の建前が行われました。
昨年より予定日は決まっていましたが時期が時期のため天候を非常に心配していましたが、当日は荒れること無くこの日を迎えることができました。
棟梁をはじめ工事関係者と奉賛会執行部が拝殿にて清祓いをしていただき工事の開始です。
当日早朝、大工さんの作業場から白い織布が巻かれた柱と部材が大型トラックで境内に搬入され、清祓い神事後にトラックより各部材が下ろされ、最初に柱と貫を組みレッカーで起こし所定の位置に据え付けられました。    
ここで一旦、作業の手を止め足場を組み柱根元にはコンクリートを流し込んだ後、鳥居上部の笠木と三角形の破風の組み立てです。
小雨が降り出したものの昼過ぎには上部の破風も組まれ本日予定の建立工事を無事に終えることが出来ました。
夕方には山王閣にて宮司さん棟梁、工事関係者と山王奉賛会会員らで祝いの直会が行われ歓喜で会場は大いに盛り上がりました。
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平成30年2月上旬  柱根元、防護加工

悪天候が続いていましたが天候の良い日を見計らい、建立された柱の根元部分の防水防護のためグラス繊維を巻き付けFRP加工をほどこし保護シートを掛けました。
後日、この部分はコンクリートで覆い二段の升型立ち上がりが作られます。

平成30年2月中旬~下旬  柱根元部分、立ち上がり製作
鳥居保護のため先日、FRP加工をした柱根元部分にコンクリートの立ち上がりを設けます。
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平成30年2月下旬  鳥居上部の仕上げ

降水・降雪による防水対策のため鳥居上部の貫、笠木、合掌型の三角形破風の各上面に板金加工を施します。
足場にはブルーシートが覆われ、板金加工作業を行い板金の仕上がり後には鳥居上部の仕上げの塗装を数回おこないます。
この工程が終わると鳥居上部がほぼ仕上がるため足場を撤去し、続いて土間工事をする予定です。

平成30年3月12日  仕上げ塗装
3月に天候も良くなり仕上げの塗装が行なわれました。
足場はまだ組まれていますが柱に巻かれていた保護の布も取り外され鳥居の全容を見ることが出来ます。
後は再度塗装を行い笠木の板金加工と土間工事を残すだけとなりました。
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平成30年3月15日  板金加工

防水対策のため鳥居上部の笠木と破風の上面に板金を施しました。
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平成30年3月17日  仕上げ塗装完了
上部の板金加工も出来上がり足場を取り外す前にもう一度、仕上げの塗装を行いました。

平成30年3月27日  完成間近

いよいよ足場も取り外され、後はコンクリートを打つ土間工事と仕上げを残すだけとなりました。
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平成30年4月2日  土間打ち工事
本日、コンクリートを流し込み土間打ち工事が行われました。
このコンクリートが固まると型枠を外し、周りをアスファルトの仕上げを行うと建立工事の完了です。

平成30年4月10日  土間打ち工事 2
コンクリートも固まり周りのアスファルト仕上げ工事が行われ、これで建立工事が完了しました。
     
弐ノ鳥居再建工事 完了


再建された弐ノ鳥居 「山王鳥居」
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